2005年9月4日 南東北 温泉三昧(その3)
村田・峩々温泉の巻
旅の3日目です。朝から雨です。晴れ間は期待できません。今日はおとなしく宮城県村田町の散策と、早めに宿に行って温泉を満喫することにしました。
蔵王を出発し宮城県に向かうのですが、天候が良くないので蔵王エコーライン経由ではなく、高速・山形道を利用することにしました。
蔵王から山形市内まで下山し、山形道・山形蔵王ICを目指します。 空気は澄んでいるようです。

山形道は山間を抜けて宮城県と山形県を結びます。車も少なく快適です。 少し霧が出ているので車間と車速には要注意。

蔵王から1時間程度で山形県村田町に到着しました。東北道の村田ICを降りて直ぐです。ここも蔵の町並みで有名だそうです。 初めて知りました。。。
ICを出てすぐに「歴史みらい館」というところが有ります。ここに車を停めて街中を散策しました。 地図を見ると、狭くて非常に分かりやすい町並みのようです。

路地から蔵造りの街を眺める。生活感のある街です。 しかし、今日は日曜日なので人はまばら。


街の北側に白鳥神社があります。ここの境内には巨木郡といって、藤やケヤキの立派な木があります。藤の木は隣の杉に巻き付いており、その姿が蛇に見えることから「奥州の蛇藤」と呼ばれているようです。 社前の狛犬が少し間抜けな顔をしていて面白いです。でも、すごく良い雰囲気の神社です。

ガソリンスタンドで納豆が売られています。なんと第一回全国納豆品評会金賞受賞。 ガソリンスタンドは休業でしたが、納豆販売はやってました。 もう一泊するので、ここで買っていくわけにはいかず。。。


ここも蔵と生活が結びついており、立派な蔵造りの家が店舗として利用されています。 いくつかの蔵は、ちょっとミスマッチな感があります。

ちょうどお昼時だったので、車を停めたところにあるレストランで「そらまめうどん」なるものを食べてみました。今回の旅行で、一番失敗したかも。。。なんだかこんにゃくっぽい食感でした。

宿に行く前に他に寄る所が無いかなぁとツーリングマップルを眺めていると、宇宙航空研究開発機構(JAXA)でH2Aエンジンの展示があると書いてある。早速、行って見ましたが。。。
独立行政法人とはいえ、所詮お役所です。土日祝日は閉館。。。がっかりです。 スペースシャトルの飛行再会、日本人宇宙飛行士の野口さんが活躍した後、 日本の宇宙開発をもっと盛り上げていかないと!!

しぶしぶ、本日の宿である峩々温泉に向かいました。今度は、宮城側から蔵王エコーラインを登っていきます。遠刈田温泉のさらに先に温泉宿はあります。
蔵王エコーラインから少しそれたところに峩々温泉はあり、 霧がすごくて道が分かるか不安だったのですが、 ちゃんと看板があり助かりました。

宿に向かう道も走りづらいこともなく快適でした。 霧がいい雰囲気を醸し出しています。


蔵王エコーラインから10分ほど走ると峩々温泉に到着です。一軒宿の温泉です。 自家用車以外では、ボンネットバスが遠刈田温泉まで往復しています。

ここは山奥の一軒宿で、ここに来ると何もやることがありません。 時間と全てを忘れて、温泉を満喫しました。

フロント(帳場)と談話室です。談話室では常に源泉が流れており飲湯が出来ます。 ここの温泉は胃腸に効くようです。少し甘めのまろやかな味がしました。 フロントでは水出し珈琲を作っており、明日の朝食後に振舞ってくれるそうな。 水は蔵王の岩清水。これも癖が無く美味しかった。

館内は木がたくさん使われており、明かりも温かみのある暖色ですごく落ち着きます。

そして、なんといっても天下のNTTドコモの携帯電話が「圏外」です。 本当に外界と隔離された気分です。 部屋の鍵についているキーホルダー。裏面にはちゃんと部屋の名前が刻印されています。これが欲しい。。。


夕食を紹介します。山の宿って食事はあまり期待できないことが多いのですが、ここの食事は違いました。 暖かく趣向を凝らした食事が次々と出てきます。種類は多いが量が適切で残すこともありません。 デザートもついて大満足。

ここは日本秘湯を守る会に所属しており、温泉もかなり期待できます。 複数の内湯と露天風呂があります。順番に紹介します。

女性専用露天風呂です。男性専用露天風呂がお休み中だったので、時間限定で男性が入浴できます。 覗いたわけではありませんので、あしからず。


東の湯という内風呂です。日帰り入浴客はこのお風呂を利用します。 温泉成分が湯の注ぎ口に固着してます。

内湯の大浴場です。あつ湯とぬる湯の二つの浴槽があります。ぬる湯は、良い加減の温度でゆったりとつかることが出来ます。 あつ湯は「かけ湯」という入浴方法で入ります。浴槽の周りに木のまくらと竹筒が置かれており、浴槽の横に寝転がって、竹筒に湯を汲んで身体に掛けるのです。 浴槽につからず、人が寝転がって湯を掛けている姿は異様ですが、やってみるとハマります。


最後は、川風呂と露天風呂です。側を流れる滝の音を聞きながら入る露天風呂は最高です。 一泊で帰るのがもったいない。。。


露天風呂に続く通路がまた趣があります。奥羽本線の枕木と東北新幹線の窓が使われています。 枕木のコールタールの匂いが何ともいえません。 ちなみに、最近コールタールがあまり身体に良くないということが分かってきているようですが。。。 まぁ、あまり嗅ぎすぎなければ良いのでしょう。

以上、峩々温泉を紹介しました。今回の旅の最大の目的地は、実は峩々温泉だったのです。 以前から目をつけており、ようやく実現しました。 宿泊料金が少しお高いので(それでも14,850円はお得)、他の宿の宿泊料金を抑えてきました。
これで、今回の旅は終了です。三つの温泉を巡り、まさに温泉三昧でした。 日本人と温泉との密接な関係をあらためて感じました。次はどこの温泉に行こうか。。。(完)

その1(喜多方・裏磐梯・赤湯温泉の巻)その2(蔵王のお釜・山寺・蔵王温泉の巻)その3

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