2005年10月8日〜10月9日 福島・南会津
オフシーズンに山を駆ける
10月の3連休前半。天気予報は生憎の雨模様。そのおかげか、渋滞にも巻き込まれず、またオフシーズン・紅葉前のためか観光地もそれほど混まず、なかなか快適なドライブでした。今回のドライブは、嫁の希望により福島県昭和村を訪れました。だから私はお抱えドライバー。しかし、目的地までの行程は私がプランニング。
今回のドライブの軌跡です。クリックすると拡大します。
関越道周り、東北道周り、どちらにしようか迷ったのですが、たぶん東北道の方が空いているだろうと予測し、東北道に決定。東北道に行くまでの東京外環道は混んでましたが、そこを抜けると渋滞無し。悪天候のおかげ?
ごらんの通り、ガラ空きです。青空も見え隠れ。快適!!と思っていたら、電光掲示板に不吉な文字が見えました。「事故通行止め」。初めて遭遇したよ。。。

東北道での福島入りはあきらめ、途中の西那須野塩原ICで降りました。しかし、これが正解でした。

ICを降りてからは、国道400号をひたすら走ります。400番台の国道っていうと悪路をイメージしていたのですが、この国道はしっかり2車線あり快適でした。

塩原温泉郷を抜けると、いよいよ山越えです。といっても、立派なトンネル(尾頭トンネル)があるので苦痛ではありません。ただ、大型車が前にいるとノロノロです。。。

トンネルを抜けても快適な道が続きます。そろそろ昼食時間。この季節、やっぱり蕎麦でしょう。

ツーリングマップルでチェックしていた「かいなり」に寄りました。手打ち蕎麦をすご〜くアピールしてます。見た感じちょっと茹で過ぎ感があったのですが、食べてみるとしっかりコシもあり美味でした。 南会津が蕎麦で有名なことを今回初めて知りました。日本一の蕎麦畑もあるようで、次回見に行きたいと思います。


蕎麦屋の向かいに小さな渓谷がありました。少し紅に色づいており、秋の訪れを感じさせます。

国道121号を北上して会津田島に向かいました。この付近、「会津〜」という地名が多すぎ。まぁ、会津だから仕方がないか。。。

日光街道の宿場町、会津田島を少し散策しました。何があるというわけでもないのですが、何も無いのが良いのでしょう。
旧会津郡役所です。モダンというか奇抜な色使い。入館有料? 外から眺めました。

で、隣にあるのが現在の役所。ん、なんだこの斜めの鉄棒は? 耐震補強? なんか悪質リフォームみたい。こちらの建物の方が興味あり。

田島を後にして、さらに北上。景勝地「塔のへつり」に向かいました。

鉄道を利用する場合、会津鉄道「とうのへつり駅」で降りることになります。 ローカル色あふれた駅です。駐車場も林の中にあり、少し入り込むとなかなか良い散歩コースです。

ここが「塔のへつり」です。観光ガイドで見ると、あまり大したこと無いなぁと思っていたのですが。。。


自然の力はすごい!!長年かけて侵食されたこの地形。圧巻です。人が立って歩くことが出来るくらいの溝が造られてます。昔は、なみなみと水が流れていたのでしょう。想像できません。 吊橋で対岸に渡るのですが、真ん中付近は手すりが無くなかなかスリルがあります。かなり揺れるし。
水面に景色を映すぐらい穏やかな流れです。水の色は。。。

今日の観光地めぐりは終了。あとはドライブを楽しみながら今日の宿へと向かいます。
会津若松市内に入りました。山に囲まれた広い平野です。雨も少し本降りになってきました。 晴れていれば素晴らしい景色だったのだろう。 制限速度50Km/h。しっかり守ろう。。。


会津坂下から国道252号を走ります。国道252号が今回の目的のルートです。 塔のへつりから休憩所がなかなか見つからず、ようやく道の駅「会津柳津」に寄りました。 会津といえば赤べこ。赤べこ「もうくん」がソフトクリームを食べる。

会津に入ってから、いくつかのみやげ物売り場で見かけた怪しい本「よべこき」。 表紙絵から想像は出来ると思うのですが、、、官能小説民話版(ノンフィクション)って感じでしょうか。 さすがに買いませんでしたが、立ち読みしました。


国道252号は只見川、JR只見線とが並走、クロスしながら会津若松から新潟の小出方面に抜ける道です。 この道が好きな人は多いと思います。まだ、走ったことが無い人は一度走破することをお勧めします。
交通量はそこそこあるのですが、鉄道は一日数往復しか列車がありません。 今回、偶然にも列車と遭遇しました。こんなことで「ラッキー」と思うのは、ちょっとマニアでしょうか。。。

本日の宿に到着です。

会津川口から国道400号を昭和村方面に走り、少し走ったところに玉梨温泉があります。 今日は宿は「恵比寿屋」です。日本秘湯を守る会の会員宿で、温泉が楽しみです。 宿の造りは鉄筋であまり秘湯って感じでは無いのですが。
川沿いの温泉で、川の流れを聴きながらのんびりくつろぐことが出来ました。 向かいに見える小屋は、共同浴場です。

夕食は、山の幸、土地のものを料理したものばかりで、大変美味しかった。お品書きも添えられており、ちゃんと○○様と書かれてました。このようなちょっとした心遣いが嬉しいですね。


さてさて、期待の温泉ですが、、、大満足です。宿泊客も少なく、のんびり浸かることが出来ました。 久しぶりの茶色系濁り湯です。匂いあり、味ありで温泉って感じ。源泉は毎分1,500リットルの自然湧出で、豊富なお湯が掛け流しで注がれてます。露天風呂の岩には、珊瑚礁のように湯の成分が固着してます。

翌日は、嫁の目的地である昭和村に向かいました。何があるかというと。。。
道すがら、一軒の豆腐屋があります。豆腐ドーナツを買おうと思っていたのですが、 先に団体さんに買い占められたためゲット出来ず、残念。


田園風景を見ながら、目的地へのんびりとドライブ。稲刈りが終わり、田には藁のとんがり帽子が転がってます。 太陽は出そうで出ない。今日も天気は期待できないか。。。


目的地に到着です。「からむし織の里」。からむしとは何ぞや? からむしは、イラクサ科の多年生草本の植物で、これから原麻が作られます。この原麻を使って織ったものがからむし織です。 昭和村は本州唯一の生産地で、約600年前からからむし織の技術が受け継がれています(パンフレット要約)。

幻の繊維・織物と言われており、値段は。。。ワイシャツ52,500円也。スーツが2着買えます。

昭和村を後にして、あとはまたひたすら国道252号を走り続けます。
スノーシェッドがたくさんあり、豪雪地帯であることが分かります。


川と線路を追い越し、追い越され、走り続けます。只見川の豊かな水量には驚かされます。 緑も綺麗だが、紅葉の時期はもっと素晴らしいだろう。 写真を撮りたくなる風景がずっと続き、正直、走りに集中できません。


只見ダムに到着です。静かな水面にカモが水紋を作ります。只見ダムの奥には、田子倉ダムがそびえてます。
ダム横にJパワーの資料館があります。 ここで水力発電のお勉強。水のエネルギーをどのように電力に変えるか、動く模型で教えてくれます。


さらに進むと、突然九十九折の道が現れ、どんどん高度を上げていきます。 田子倉湖を過ぎ振り返ると、素晴らしい景色が眺められます。 重なり合うように、山脈が延々と続きます。 そして、この先の六十里越トンネルを抜けると、新潟県に突入です。

国道252号を小出まで走り、そこから国道17号をひたすら南下しました。
夕暮れ前、ようやく青空が顔を出しました。少し赤く染まった雲と相まって良い感じです。

そのまま晴れてくれることを祈っていたのですが、三国トンネルを越える頃には雨が降り始めました。 晴れていれば、ぐんま天文台によって星を見ようと思っていたのですが、関東平野は雨模様。 トンネルを越えて夜の明るい空を見ると、「帰ってきた」と思えるところがなんだか悲しい。
(総走行距離:695Km)

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