2005年11月26日〜11月27日 山梨 富士四湖・奈良田温泉
紅と紺碧で心を癒す
年に一度、福井にいる友人と現地集合・現地解散の旅が定例化された。今回は私がプランニング。集合の地を山梨県南巨摩郡早川町の山奥、南アルプスの麓にある奈良田温泉に決定した。最近は仕事も忙しく、温泉でのんびりして帰って来るつもりだったのだが。。。
今回のドライブの軌跡です。地図をクリックすると拡大します。
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自宅の埼玉県から山梨県へ向かうのだが、今週末は天気も良く行楽日和。高速道路の渋滞は必至。よって、お決まりのルートとなりつつある秩父・雁坂トンネル経由で山梨に向かうことにしました。

国道299号で飯能から秩父へ向かいます。正丸トンネルを抜けてしばらく走ると、道の駅「果樹公園 あしがくぼ」があります。早朝なので空気が澄んでいて気持ちいい。ここでしばしの休憩。友人へのお土産を購入しました。この道の駅、早朝なので空いてますが、昼過ぎになると駐車スペースが無くなるほど車があふれます。もともとこの付近に休憩ポイントが無かったのと、おそらくハイキングの起点として車を置いていく人がいるのではないかと思われます。


秩父を過ぎ、国道140号をさらに山の方に進んでいきます(秩父もすでに山の中ですが)。大滝村の中津川上流では巨大なダムが建設中です。まだ水が貯まっていないため、展望台からダムの裏側を見ることが出来ます。

そしてバビューンと雁坂トンネルを抜けて山梨県へ突入します。埼玉県と山梨県の県境はトンネル内にあります。早く雁坂トンネルを無料化してくれ〜(普通車:710円)。


雁坂トンネルを抜けて大きなカーブを下っていくと道の駅「みとみ」があります。紅葉のシーズンはすっかり終わってしまいましたが、まだなごりは残ってます。ここの近くに紅葉の名所である西沢渓谷があります。いつかは行こうと思っているのだが。。。それにしても、山梨県側は雲が広がっているなぁ。天気、危うし??

山梨といえばフルーツの国。道路沿いには果樹園がたくさんあります。収穫期には、道を走っているとフルーツの香りが漂ってきます。ところで、柿って山梨の名産やったっけ???


今日は早めに朝食を食べたため、少し早いが昼食タイム。山梨といえば「ほうとう」。国道140号線沿いの小高いところにある「富士見茶屋 いろり」に寄りました。この店から富士山が見られるのだが、やはり霞んでおり微かに見えるものの、何か物足りない感じでした。しかし、ほうとうは見た目も鮮やかで、麺も具も美味しかった。フジテレビで土曜日の18時30分から放送している「もしもツアーズ」でも紹介されたことがあり、写真も飾ってました。実はこの番組、私のお気に入りで旅の参考にさせてもらってます。

昼食を終え、少し元気が出てきたところで、今度は富士五湖方面へ向かうことにしました。
石和温泉付近の国道沿いです。イチョウ並木が綺麗なのですが、ほっそりしていて貧相な感じがします。落葉や銀杏対策で手入れしているのかなぁ。アーモンドクラッシュポッキーみたい。

甲府から精進湖へ向かって国道358号を駆け上がっていきます。この道は初めて走ったのですが、道幅も広く路面状況もよく、快適な道でした。南北を結ぶ抜け道になっているようで交通量は多めです。

そしてトンネルを抜けると、精進湖と富士山が現れます。富士山は雲に覆われており全景を見ることは出来ませんでした。精進湖を周回する道があるので、ぐるりと一周して本栖湖へと向かいました。

富士五湖周辺の道路は整備が行き届いており快適です。スピードの出しすぎと脇見運転には注意しましょう。

本栖交差点から国道300号に入るとすぐに本栖湖があります。手前の駐車場はパスして、奥にある有名スポットに向かいます。そこはまだ紅葉が残っており素敵な景色でした。そして、視線を少しずらすと。。。

御存知の方も多いと思いますが、千円札に描かれている富士山の風景です。ん〜、雲が邪魔だ。あと、もう少し冠雪している方が絵になるなぁ。今度は春先に来てみよう。

本栖湖からトンネルを抜けて国道300号を下部温泉方面に一気に駆け下り、今夜の宿泊地である早川町に向かいました。

ヘアピンカーブの急坂を下りきったところに道の駅「しもべ」があります。店内で今夜のおつまみを調達。ん、ジャンボキャベツ? かぼちゃのでっかいやつは見たことがあるけど。大は小を兼ねるとはいいますが、なんでも大きければ良いというわけではありません。

下部温泉付近の川沿いの紅葉です。なんともいえない色の混在がなかなか綺麗です。


国道300号と国道52号の交差点をさらにまっすぐ進み、県道37号線(南アルプ街道)をひた走ります。目的地の奈良田温泉は、ここからまだ30Kmほど先。谷間の川沿いを走る快適そうな道ですが採石場とダンプカーが多く、路面に砂が浮きまくっています。バイクの方は要注意です。車でも埃っぽくなるのであまり走りたくないかも。。。 山に挟まれているせいか、日が暮れるのも早いです。


南アルプス街道沿いにはあまり観光地らしいところは無いのですが、走りながらふと「○○構造線」という字が目にとまりました。地理・理科好きの私は、ためらいもせず見に行ってみることにしました。このあたりはフォッサマグナがあるところで、どうやら西側の地層と東側の地層がぶつかっているところが露顕しているらしい。実際に見に行ってみたのですが、、、あまり良く分かりませんでした。でも地層の色が違うのは明らかでした(写真ではよく見えませんが)。日本はここで分断されているのかぁ。
そして、もう一息、西山温泉を通過して今夜の宿・奈良田温泉に向かったのであります。
ダム湖である奈良田湖のほとりにある温泉宿「七不思議の湯 白根館」に宿泊します。駐車場に車を停めて車外に出ると硫黄の香りがしてきました。これは期待できます。なぜ七不思議と言うか? それは、時間や天候等で温泉の色が変わるからです。その変化を見ることが出来るのか!?


宿の中は木がふんだんに使われており、自然に帰ったような気がします。また、階段あたりは吹き抜けになっており、開放感があります。でも、不必要に宿が大きくなく、部屋と食事場、お風呂も比較的近く、あまりウロウロしなくても良いです。


そしてお風呂ですが、露天風呂と内湯があります。もちろん、源泉掛け流しです。夕食前後で浴室が男女で入れ替わるため、両方楽しみたい方は夕食前にチェックインして即お風呂へ!! 源泉は二つあるため、これも満喫しましょう。ヌルヌル、ツルツルのお湯で、しょっぱくて硫黄の匂いがします。浴槽を良く見ると、お湯が緑色をしてました。夜は漆黒の夜空に浮かぶ満天の星を眺めながら露天風呂を満喫。久しぶりに私好みの温泉に出会えました。日帰り入浴も出来るので、是非訪れてください。

友人と宿で落ち合い、一年ぶりに語り合い、楽しいひと時を過ごしました。翌日のドライブプランを考えつつ、温泉で疲れを癒し眠りました。山奥の温泉は静かで心地良い。
今日は朝から素晴らしい青空が広がっていました。空気の澄み具合が都会とは全然違います。本当に清々しい朝です。友人のレガシーと宿の前で記念撮影。 来年、また何処かで会うことを約束してここで友人と別れました。私は、奈良田界隈を探索。

宿の裏山にある「奈良田の里」から見下ろすと、こじんまりとした集落が見られます。奈良田までは公共の交通機関(バス)があるので、車・バイクでなくても訪問できます。ここまで来てもやる事は無いかもしれませんが、何もしないひと時を過ごすのも最高です。


奈良田湖の水は青く透き通っています。吊橋を渡って対岸へ行くことも出来ます。空の青さでさらに青く見えるのか、散りゆく紅葉とのコントラストが素晴らしい。


昨日、通ってきたアルプス街道を逆戻り、国道52号を目指して走ります。紅葉が残っているところもあり、まだまだ楽しめました。一部、狭路や工事中、一車線分しかないトンネルがあり少し走りづらいところはありますが、まぁまぁ楽しめる道です。ただし、陽の光がある明るいときですが。。。

南アルプス街道を走りながら、どこへ行こうか考え中。。。(まだ、決めてへんのか!!)

南アルプス街道と国道52号の交差点付近に道の駅「富士川ふるさと工芸館」があります。 ここで休憩しつつ、行き先を考える。まだ12時前。「ん〜、海を見に行こう!!」 国道52号を海へ向かって南下したのでありました。


交通量の少ない道を(制限速度程度の)ハイスピードで駆け抜けます。しばらくは川沿いを並走しますが、山梨と静岡の県境を越えると、山の中へ入っていきます。そして、終点のT字路の先には。。。

どどーんと駿河湾が開けてます。今度は海の青さに感動!! 伊豆半島、富士山の眺め、、、霞んでます。 久しぶりに聞く波の音、潮風が心地よい。しばし放心状態。わざわざ海まで来た甲斐がありました。

そして東名高速道と絡み合いながら国道1号を走り抜けます。また、ここの道路が気持ちよい。かなりのスピードで流れているので、景色に見とれている暇はありません。道路沿いにいくつかの店があるので、休憩がてら止って景色を眺めるのが良いと思います。特に由比の海岸線は絶景です。


富士川を渡ったところにある道の駅「富士」で昼食。シーズンではないけれど、名物の桜海老を食べたいなぁと思っていたら、食券の券売機は売り切れ。たぶん、今のシーズンはやってないのかな。それで結局カツどん。建物の屋上に展望所があり、富士山を眺めることが出来ます。まだ、霞んでます。

このまま伊豆方面に行こうか迷ったのですが、どうしても綺麗な富士山を見たくて国道139号を北上しました。しかし、すぐに渋滞に巻き込まれました。富士山を車内からのんびり眺める。ちなみに渋滞の原因は「ファッションセンターしまむら」へ入る車が駐車場に入りきれず、車線をふさいでいたからでした。埼玉に本社がある店がこんなところにまで進出しているなんて。しかも繁盛している。。。

なんとか渋滞を抜けて、富士山へ近づいていきます。日も落ちてきて、素敵な時間になってきました。
渋滞を抜けた後は快走です。すでに逆車線が込みだしている時間です。まぁ、こんな時間から富士山方面に向かうひとはあまりいないよな。私は帰宅しようとしているだけですから。


朝霧高原手前に「まきば館」というお店があります。乳製品やお土産を売ってます。そこで食べるのが、やはりソフトクリーム。ここのソフトクリームは濃厚ですが、生クリームのような食間で、べったりせず舌触りが気持ちよい。是非、御賞味下さい。350円です。ちなみに、ここから眺める富士山も綺麗です。

国道139号から県道75号、県道71号に入り込み、さらに富士山に近づきます。林の中を抜ける快走路で、所々に視界が開けている場所があります。山麓から頂上まで遮るものが無く、綺麗な形の富士山を拝むことが出来ます。 アテンザのボディラインと似た感じ? それにしても、電線が邪魔!!

端麗な姿の富士山を何枚も撮影。そのうちの一枚です。夕日が山頂付近の凹凸を綺麗に浮かび上がらせてます。もう少し冠雪がすすむと、もっと綺麗なんだろうな。そのころには、ここもノーマルタイヤでの走行は不可?

さらにもう一枚。山頂付近を拡大。夕方の紅に染まった富士山が最高です。まだまだ富士山を眺めていたかったが、いっそう冷え込み、さらに暗くなってきたので、しぶしぶ出発しました。また来るよ。

県道71号を北に向かってしばらく走ると、今度は高台から本栖湖を眺めるポイントにたどり着きます。 これまた絶景。西空に輝く金星が美しかったよ。このあたりで夜の帳が降りて、今日の観光もジ・エンド。 本当に帰途につきました。

と、言ってもやはり道すがら、楽しめるところは楽しまなければ。で、西湖を訪問。露出時間を長めにして、なんとか湖と富士の姿を撮影。

湖をもう一つ、河口湖です。富士五湖の中で、一番観光化が進んでいる湖かな。人工の明かりがまぶしい。しかし、夜空の金星は更にまぶしい。これで、富士四湖を訪問。山中湖に行けば富士五湖制覇。しかし、今日中の帰宅を考えると、これが限界か。。。河口湖からは、国道137号を北上して、ようやく帰途につきました。最近、自制心が身についてきました。

そして、この写真が今回のドライブでの最後の一枚。行きに寄った道の駅「みとみ」での星空です。沈み行く白鳥座を撮影しました。この星空を見ると、都会の夜空って何???って思います。

今回も充実したドライブでした。自宅から全て下道だったので運転は結構疲れましたが、心は本当に癒されました。富士山には人を惹きつける魔力があります。次のドライブは伊豆で決まり。西伊豆から駿河湾と富士山を眺めよう!!
(総走行距離:595Km)

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