2007年4月7日
ショートドライブ JAXA臼田宇宙空間観測所
 今年もようやく春がやってきました。気温や天候が不安定な日が続きましたが、この土曜日は朝から青空が広がる最高のドライブ日和。以前から行こうと企画していた『JAXA臼田宇宙空間観測所』に行ってきました。ここには東洋一の大きさ、直径64mのパラボラアンテナがあるのです。  今年のドライブは、いつもは通り過ぎていた所にちょっと寄り道をして散策する「ぶらり途中下車の旅(ドライブ編)」みたいなテーマもやってみようと思ってます。今回は、その第一弾です。
今年初の信州ドライブです。信州の残雪、凍結状況も問題無さそうだったので、先ずは自宅からも比較的アクセスの良い佐久に行くことにしました。
久しぶりの関越道を気持ちよく流します。春休みやウィンターシーズンも終わったので、渋滞も無く上信越道の下仁田ICまで行くことが出来ました。藤岡JCTを過ぎて上信越道を走っていると、妙義山や群馬と長野を分ける山々が近づいてくる景色がワクワク感を引き立ててくれます。


下仁田ICを降りてからは、国道254号を長野県方向に進んでいきます。下仁田あたりは、ちょうど桜が開花して、春のにおいを感じさせるのどかな雰囲気が漂っていました。



群馬県と長野県の県境手前までは、ストレートと緩やかなカーブが続き、気持ちよく流すことができますが、 カーブの橋を過ぎると、山際をへばりつくように登っていくワインディングロードになります。
ヘアピンカーブや急坂が連続する区間で、それなりに走りごたえがあります。しっかりとした2車線道路で、新緑や紅葉の季節は周りの景色も楽しむことが出来ます。途中に駐車スペースがほとんど無く、また交通量も比較的多めなので、路上駐車は出来ません。「景色の良い抜け道」ぐらいに割り切って走ると良いと思います。


内山トンネルを過ぎると、いよいよ長野県に突入です。長野県側はロングストレートが続きます。コスモス街道と呼ばれており、秋には道の両脇にコスモスが咲き乱れます。八ヶ岳の山並みが見え始めると、佐久平です。


臼田の街を抜けて、いよいよJAXA臼田宇宙空間観測所へ向かいます。これまで何回か臼田付近を通過したことがあったのですが、「パラボラアンテナ」という案内板が所々にあり、それが前から気になっていました。
国道141号を曲がり、県道121号線をただひたすら八ヶ岳方面を目指して走ります。しかし、のどかだなぁ。


農村を抜けるとだんだん心細くなってきます。直径64mのパラボラアンテナは相当な大きさのはず。しかし、一向に姿を現すことなく、案内板だけを頼りに進んでいきます。そして、視界が少し開けた直線部分にさしかかると。。。

天を仰ぐ巨大なパラボラアンテナが姿を現します。「おぉ〜」と声に出して叫んでしまいました。こんな山奥に、こんな巨大な建造物があるのかぁ。とにかく、早く近くで見たかったため、さっさと写真を撮って出発!!

JAXA臼田宇宙空間観測所(JAXA公式HP)は、深宇宙を探索する探査機のコントロールを行なうための電波を送受信する施設です。ここ最近では、小惑星「イトカワ」にランディングした『はやぶさ』が有名ですね。このようなパラボラアンテナは、日本以外にはアメリカとロシアにしかなく、世界の宇宙探索を担う重要な設備の一つになっています。

JAXA臼田宇宙空間観測所に到着です。じつは、ここでは何が出来るって訳ではありません。ただ、パラボラアンテナを見るだけです。

まずは、ゲートで入館申請を行ないます。10時過ぎに到着したのですが、私が一番でした。過去の申請履歴をみると、一日5,6組みぐらいしか来ていないようです。開館時間は10時〜16時で年中無休。入館料はタダです。手続きが終わると、パンフレット、見学者バッジ、キーホルダをもらい「あとは御自由に」という感じです。車も好きな所に停められます。

とりあえず、アンテナの側まで行って見上げました。「でかい・・・」それ以外の言葉はありません。大きさの比較のため、アテンザをアンテナ横に停めて、敷地いっぱいまで下がって写真を撮りました。この大きさ、迫力、分りますか?

青空を背景にした白いアンテナ、それはそれで素晴らしい景色なのですが、やはりアンテナの大きさとそれを構成する建造技術、それによって完成された美しいまでの構造に惹かれます。

こんな景色を独り占め。ここで、コンビニで買ったおにぎりを食べながらボーっとしてました。周りの木々はまだ芽吹いておらず、寒々しい雰囲気でしたが、少し暖かな風が吹き、少し強めの日差しを受け、もうすぐここにも春がやってくるってことは充分感じられました。

ちなみに、ゲートの横には小さな展示室があります。アンテナの大きさとは対照的ですね。宇宙とか天体とか、あまり興味が無い人でもこのパラボラアンテナにはきっと感動すると思います。是非、一度、足を運んでみてください。国道141号からふらっと寄り道してみる価値は充分あります。

今回は夕方までに帰宅する必要があったので、昼過ぎには観測所を後にして、一度、佐久市街まで戻って、浅間サンライン、旧国道18号、そして松田妙義ICから上信越道経由で帰途につきました。信州はこれから春を迎え新緑の季節になってきます。今からワクワクしますね。今回のような、途中立ち寄りスポットを発掘して、またご紹介していきたいと思います。最後まで旅行記をお読み頂き、有難うございました。(総走行距離:370Km)
下図は今回のドライブルートと標高図です。クリックすると拡大します。
ルートマップ
標高図

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